プロフィール

上条 孤鷲斎 寿親

Author:上条 孤鷲斎 寿親
やあ、お久しぶりじゃの。
寄られたのならば
ゆっくりしていってくだされ。
こっそりと昔語りや戦話をやっている、戦国ixa21-24鯖 足利家の同盟 
百鬼夜行の爺の部屋ですじゃ。

基本、その時そのときの戦ネタですが、よければ一言残して頂きたい処ですぞ。それでは、よろしくお頼み申しますぞ。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

総来訪者様数

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

攻防の彼方に(盟主戦小説風読み物)

「爺、今度は島津が攻めてくるぞ、しっかり準備しておかれよ」

盟主 蕃風殿の声が遠くから聞こえた。
さても終盤戦に差し掛かり、防衛戦が多いことよ。

「そうさの。しっかり準備しておきますぞ。各々方も心しておかれよ」

そう言い残し、爺は席を離れた。
 さて、何から手をつけるか。攻撃用の鉄砲騎馬隊の整備も緊急を要するし、
盟主戦になった場合に備えて足軽鉄砲も揃えなければ…
考えるばかりでは始まらない。

「今出来ることからやるしかないのう…」そう独り言をいい、

自分の城へ戻りつつ、配下の武将に指示を出した。

「早雲、宗茂 お前たち二人で盟主の近くに陣を張ってまいれ。」
「御意。」
「急げよ。島津のお気軽隊は数が多いぞ。」
「では、直ぐに。」

我が家で、一番の足早の2人に迅速持ち武将を付け、盟主の近くに飛ばし、
武蔵、胤栄、卜伝、そして江といった、脚力自慢を夫々盟友の元に陣を張りに
行かせた。
いつもの防衛戦とは違う風が吹いている。今回はきっと来る。
何故かそんな予感がし、身の引きし締まる思いがした。

今回も鬼無茶殿は不在か…。
準備を終え、同盟会議に向かう中ぼんやりとそんなことが頭に浮かんだ。
考えても仕方の無いことではあるが、ここに来て、鬼無茶殿の戦線離脱は痛い。
彼ならば爺などに比べ、もっと盟主 蕃風の力になれるはずで有っただろうに。
今回は、更に百鬼の吼龍と呼ばれる、車頭殿も、旅に出ていつ戻れるか
わからない始末。
そんなことを考えていたとき、遠くからいつも以上に大きな声で
叫びながら近づいてくる者が居た。

「さあ、今回もぬっころすですぅ!」

百鬼設立当時から全く変わらない姫武将、大魔王改 殿だ。

「おう、上条ちゃん。今回もがんばるですよ」

すれ違いざまにそう言うと、あっという間に過ぎ去っていった。
あれでは暫く嫁の貰い手はないのではないかと要らぬ心配をしている自分に
苦笑した。


「皆も見て判るように、ここ、ぼんび~きゃするは既に島津、
お気軽隊に囲まれています」

蕃風の開口一発目の言葉で皆に再度緊張が走った。

「囲んだだけでは?」

という声も出たが、流石に今回は違うであろう事を皆、心では感じていた。
「現在、今回の戦に参戦できない方々より、続々と援軍が着ております。
その数たるや相当の数です。」

普段から、陰になり盟主を補佐し続けている、さばちゃ殿が続ける。

「今回は今までとは違います。是非、1部隊でも多く、盟主の城へ
加勢を頂ける様にと同盟内の方々に飛脚を飛ばしました。
御参戦いただける方も気を引き締めておかれますようお頼み申します。」

楽観的なさばちゃ殿の言葉だけに余計、来るのだろうと臓腑に響いた。
 いよいよ明日、戦が始まる…。


「今日は思う存分戦って、最後は散るのみじゃ。」
心の中でそう呟いて、年甲斐も無く逸る気持ちを抑えて、決戦の朝を迎えた。

「先ずは、様子見でしょうな。」

そういいながら、蕃風の顔を眺めると静かに頷いていた。
「では、敵が来る前に多少暴れてまいりますの」

そう言って、爺は戦場に立った。

「では、まいろうか。」
「はっ。」

儂の家の屋台骨を支えてくれている、信長、政宗、義久、元親の4人の
いつもながら頼もしい声がした。
「今回は、盟主攻めがある屋も知れぬ。その前に少しでも戦功を稼いでおくぞ」
「御意」
「次鋒、出撃!!さらに着弾を合わせ、先鋒隊出撃!!!」

本来であれば、3部隊を同時着弾で送りこむのだが、
今回は何処が攻め込まれるかも知れない戦。
多少の犠牲を払う覚悟で攻撃部隊数を減らして攻め込んでいく。

「真田親子、防衛時はそのほう達にかかっている。頼むぞ」

そう言い置いて攻撃隊の流れに身を任せた。

局地戦はあったものの、戦局に大きな影響を及ぼすような戦は無く、
時刻は刻々と流れていった…

夕刻になり、空が紫色に変わってきた刻、さばちゃ殿からの第一報が届いた。

「沙羅殿の城が攻められています!」
「前哨戦ですかね…」
そんな声の上がった中、儂の沙羅殿防衛陣にも攻撃の手が伸びていた。

「おう、お気楽隊の盟主だわ」思わず呟いた。
「落とされるなよ、真田親子。行けい!」

防衛陣に真田隊が滑り込み、見事迎撃に成功し、意気揚々と引き上げてきた。

「うちにもきてま~す^^」

急ぎ、確認すると、さばちゃ殿の沙羅殿防衛陣に3連続での攻撃が来ていた。
ここからでは加勢が間に合わん!耐えてくれよ!と心の中で叫び様子を見守る。
すると、こちらにも又向かってきている部隊があった。
しかも1つ2つではない、星の数ほどの敵襲の嵐。

「ちいっ。流石に戦慣れしておるわ」

そう呟きながら守る陣、捨てる陣を選択し、再度迎撃準備をした。

「ここだけは守らねば…」

沙羅殿に加勢を入れる拠点にのみ部隊を配置し、固唾を呑んで見守った。

「!?」

しかし、着弾と同時に当家自慢の武将たちが吹き飛んでいた。

「合流の数は幾つでした?」

蕃風の声を受け漸く動き出した頭が素早く敵襲の数を確認した。

「本体1に8合流じゃ!」
儂がそう答えると同時に蕃風の声が響いた。

「沙羅さん、残念ですが守りきれそうもありません。」
「はい…そうですね。」
「申し訳ありませんが、部隊を束ねて早々にうちに加勢を送ってください。」
「了解です。では、加勢部隊出発します。皆さん、御武運を!」

蕃風の非情にも取れる言葉に、それが当然のように受け入れる沙羅殿。
やはりこれが我ら百鬼夜行の強さかもしれないと思う瞬間であった。
このあと、餓狼の様に沙羅殿の城に襲い掛かるお気軽隊の攻撃を
儂らはただ見つめていた…

「沙羅殿、この無念は必ず!」そう心で呟きながら。

「おう、うちにもきたでぅ」

沙羅殿の城から、番風の城を目指す街道沿いにある城主、
大魔王改殿の声が辺りに響いた

「こりゃあ駄目かもしれない。私も加勢を送りますぅ」

攻撃に特化した姫の、達観しあっさりとした声に、これから起こるであろう
盟主戦の予感を確信に替え、夜の帳のように我ら百鬼夜行の面々の心の中に
陰を落としていった…


「始まりましたね。」

静かに、そしてしっかりと落ち着いた蕃風の声でそれは宣言された。
時は、正刻の鐘を九つ打ち終わると同時であった…

「どの位、来るのだろうか…」 皆が固唾を呑んで見守っていた。

皆といっても攻撃が始まった今の時刻で、盟主の城周辺に集まっていたのは、
わずか4名、盟主 蕃風殿と百鬼の黄班(虎)と呼ばれた 足利義近殿、
大魔王改 姫、そして儂じゃ。

「何回くらいの攻撃で、加勢の部隊が動けなくなるかが問題だね…」

大魔王改 姫が呟いた。

「多分、私の予想では13回位は剥がれないと思う」

盟主の蕃風殿が何食わぬ顔で呟いた。

「まあ、ある程度はいけるだろから差し替え、差し替えでやろう」と義近殿。

「百鬼夜行の維持を見せてやろうじゃない。少数でもやれるってね。」

皆が心の中でうなずいた。

「一発目、着弾!敵兵損害70852名!負傷32名!」
「流石に凄いな…」
「ああ、凄い。」
「この後もこの調子でぬっころすですぅ」

夫々の感想の違いは有れど、終盤に来ての攻撃力と勢いに震えていた。

「次々、敵襲。勢い衰えません。」

報告を聞きながら、各自、自分の所属武将の体力に目を配っていた。

「そろそろ交換かな」
「うちのやつら、避雷針になってますぅ」という声を他所に、
「蓮如ががんばって体力まだ行けます」という蕃風殿の声が印象的だった。
「一応、同盟の皆に加勢を送ってくれるように狼煙を上げておきますぅ」

言うよりも早く、大魔王改 姫が狼煙をあげていた。流石、やることが早い。

「では、少しは後方の撹乱でもしようかの」

儂も、満身創痍になりながらも輝きを失わない武将たちに命じていた。

「敵、お気軽隊の陣に突撃!当方の領地に攻撃を受けているものは、
敵着弾の数秒後にこちらの部隊着弾になるように調整して出撃!!」

夫々余力は無いものの、隙間を縫うようにして敵陣攻撃も繰り出しながら
凌いでいたとき、同じように後方で敵陣に突撃、陣破壊を行ってくれている
姿を認めた。
「足利同盟だ!」
そう、足利の姫や爺たちが加勢に牽制に来てくれたのだ。
「ありがたい。」素直に儂は思った。あそこは上位陣にとんでもない武将が
たくさん居る。
ひと息つけるやもしれん。そう考えた矢先に蕃風殿の声が響いた。

「敵、14段目の攻撃着弾!当方の負傷武将、145名!」

そのときが来たか!!儂もいよいよかと臍を噛んだ。
これまでに、約112万もの兵を防いで来たんだ。当然か…
頭の中で、盟主の陥落という文字が浮かんでは消えていった。
それは其処にいたほかのものも同様だったように感じた…

「今も、同盟の皆から続々と加勢の部隊が向かっています!」
元々いたながめせしまに殿、鬼無茶殿、さばちゃ殿、坊主殿以外の
「Liu殿、若旦那殿、古代雪殿、チャオズ殿、凡人殿、
優乃姫、宇佐美殿、Kent殿、太郎義信殿、大神殿、PRADA姫など、
みんなです!!」

儂は、涙がこぼれそうになった。
この中の多くの武将は、夫々本来の国があり無理を言って22で
百鬼に在籍していただいていた方たちだからだ。
又、今加勢を送ったら城を落とされる結果になることを判った上で、
私を捨てて、百鬼の陥落を阻止しようと加勢してくださった若旦那殿の様な
方もいたことが誇らしかった。

「これは、もう落ちない。」そう思えたのもこの瞬間だった。

その後も敵襲は激しく続き、14段目までは0だった百鬼の負傷も
毎回出るようになっていた。
儂の攻撃部隊も動けなくなり、義近殿、大魔王改姫共に後は祈るような
気持ちで敵襲を見ていたとき、漸くそれはやってきた。

「敵襲、これで来ていません。もしかしたら終わりかも。」

時は、丑三つ時にかかる少し前、このままなら耐え切ったことになる。
実に28段目までの攻撃であった。

「敵の総被害兵数、179万8795人、負傷570名です。」

よくぞここまで攻め込んだものだ…

「流石に最強同盟と謳われる島津 お気軽隊殿だな。」
「ほんとに…」
「疲れました。皆さんありがとうございました。」

敵の陣からは、「撤収」の文字が見える。
本当に終わったんだ。それを見た時、百鬼夜行の22世界での
役割は終わったように感じた。
皆と一緒に戦が出来たことを誇りに次に進もう。
たとえ十名以下の仲間のみになっても、今回の戦を誇りに
儂は、百鬼で続けて行こう。
その時一緒にいた時節も一緒の蕃風殿、義近殿、大魔王改姫、
そして遅れて帰ってきた車頭殿を見ながら心を新たに、
明日への一歩を踏み出していた。






って、明日もあるじゃん!兵居ないし、儂なにやってんだろう。
一人で突っ込みながら、兵増産に勤しむ爺であった。…
スポンサーサイト

<< 攻防のかなたに(後日譚) | ホーム | 島津 お気軽隊 対 百鬼夜行 盟主戦顛末… >>


コメント:

筆頭同士の見ごたえある攻防戦だったみたいですね。

百鬼さんのような少数精鋭でお気軽のような
大規模同盟の攻略を防がれて、すごいびっくりしてます

そちらの城にあいさつしようと思ったのに、忘れてました><

初投稿

見覚えありますでしょうか。福千代です。お見知りおきをm(__)m
完全無課金ながら、勝手に楽しんでました。ありがとうございました。

Re: タイトルなし

おお、HAYATE殿、ようこそおいでました。
爺の城近くにいらしていたのは存じ上げておりましたぞ。
攻防戦の際、攻められるのではと冷や汗をかいておりましたが
流石にそんな無粋なまねをなさる方でありませんでしたの。
甘いと言われるかもしれませんが爺は好きですぞ。
次回は対戦の折は是非、お手合わせねがいまする。

Re: 初投稿

やあ、よくいらっしゃいました。福千代殿。
当然、いらっしゃった方はすべて確認済みですぞ。
無課金で続けられていらっしゃるのですな。
有る意味うらやましいですぞ。
攻撃側に回ったら是非狙わせていただきますぞ!!
(笑)

こんばんは、はじめまして。
以前より拝見させていただいておりました。
蕃風殿には以前より交流させていただいております。

お気軽隊の攻撃を防ぐとは・・・
同じ少数同盟でもこうまで差が出るとは羨ましい限りです。
うちは守るのが嫌いな人ばかりで・・・
今期も残りわずかとなりましたが、最後まで楽しく過ごせればいいですね。
もし毛利家と対戦になってもうちはスルーしてね☆(はーと

失礼な!

嫁のもらい手がないなんて失礼な><
黙ってれば、私もそこそこモテルんですぅ・・・黙っていれば・・・

Re: 失礼な!

あははは!
魔王ちゃん、書き物だから。
話してれば貴女が良い娘なのは判ってるから大丈夫。
でも、お酒の量は減らさないとね…

Re: ようこそ。

> おお!これは雄秀殿ではありませんか!
> うちの蕃風からも話は聞いておりまして、
> 私も何度もお邪魔させていただいておりますぞ。
> 又、戦の仕方は参考にさせていただいております。
> 残すところあと1戦。お互いに楽しみましょうぞ。

はじめまして^^

はじめまして^^
お気軽隊のmizuhoと申します。
前回は皆様の胸をお借りして、とても勉強になりました。
出城出した瞬間、貴同盟の盟主様が目の前で・・・
本当に怖かったです。><

あっ、私もお気軽内で嫁には行けないと言われてる一人です。(笑) 来期もまた機会がありましたらよろしくお願い致します。

Re: はじめまして^^

mizuho姫、よういらしゃいました。
是非又おいでくだされ。
どこにも素敵な姫はいらっしゃるようですのう。
うちの姫同様、来期も是非頑張って下され!
そうそう、その前に総合の30位以内に是非
入って天上くじ引けますよう、爺は祈っておりますぞ。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。