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上条 孤鷲斎 寿親

Author:上条 孤鷲斎 寿親
やあ、お久しぶりじゃの。
寄られたのならば
ゆっくりしていってくだされ。
こっそりと昔語りや戦話をやっている、戦国ixa21-24鯖 足利家の同盟 
百鬼夜行の爺の部屋ですじゃ。

基本、その時そのときの戦ネタですが、よければ一言残して頂きたい処ですぞ。それでは、よろしくお頼み申しますぞ。

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夢破れて山河あり~足利家百鬼の終焉~

城が…ぼんび~きゃっするが燃える…

一つの時代が終わったのだ。
不沈館の異名と共に各国から畏敬の念を持って見られていた、
我ら百鬼夜行の盟主の城が燃えた。

「蕃風、無事ならよいが…」

儂は今となっては遅すぎる愛馬の足を休ませる事なく、
ぼんび~きゃっするに向かっていた。


「これは…」

儂は思わず絶句した。

盟主の城近くは敵国 織田家、全統の陣で真っ赤に埋め尽くされていた。
そんななかに敗れて尚、存在を誇示するような、佇まいで、
嘗てぼんび~きゃっすると呼ばれた城がそこに有った。
ただ、其処には以前のように百鬼の面々の顔はなかった。

「皆、無事で居てくれればよいが…」

元々、百鬼の盟主戦はいつ落城してもおかしくはない、
紙一重でぎりぎりの処を凌いでいた。
島津のお気軽隊、武田の真田六文戦♪、そして今回も相手であった、
織田家 全国統一本部。
それぞれが百鬼とは比べ物にならないほどの規模を持った、
素晴らしい同盟であった。

足利家が滅びる…
それは歴史の必然の様であったが、我々は必死にそれに抗った。
蕃風が、鬼無茶が、車頭が、そして皆が必死に戦った。
それでも、歴史のうねりに巻き込まれ、翻弄され、叩かれ
足利家は滅びる。

しかし、足利家に所属するものとして、我らの意気地というか、
気概のようなものは、少しは示せたのではないだろうか。


………

結局、儂はぼんび~きゃっするの周辺で蕃風を見つけられなかった。

「是非もなし。儂もこの辺りが引き際か…。」

そう考えている最中、目の前を戦場には場違いな程、
優雅に揚羽蝶が飛んでいた。
一瞬心を奪われたものの、儂は身辺整理をするために、
自分の城に帰ることにし、街道を北東に進めていた。

襲ってくる一揆衆や戦場稼ぎを試みる土民どもを切り伏せながら、
ようやく護国峠を抜け、儂の城が望める高台に差し掛かった頃、
不意に背後に懐かしい気配が感じられた。

「爺、背中が丸まってるですぅ。」
「ははは、更に年寄り臭くなってますよ。」
「そです。そです。」
「><ノ」

「魔王ちゃん!義近殿、車頭殿、それにさばちゃ殿!!」

「無事でありましたか!皆の衆。」

「他の方も後から来ますよ。」

いつの間に横で轡を並べていた、蕃風の声がした。

「…ご無事で…」

「大丈夫です。生きてますよ。悔しくてこのまま寝てられません。
引退なんぞさせませんからね。」

こんなに嬉しいことは無い。
爺にはまだ帰れる場所があったのだ。
もう少し、ここにいても良いですかな鬼無茶殿…
鬼殿にはいつでも逢いに行けるから…

「さて、次はどこで暴れましょうかね。何処がいいですか?」

「決まっておろう、あそこじゃよ。」

周りの皆も頷いている。
そうだ、我ら百鬼の主戦場はあそこしかない。

暁に染まる中、次の場所へ向かって、我らは歩いていく。
明日も、きっとその次の日も一歩ずつ前へ。


足利家百鬼夜行 終幕。


次回、蕃風と爺による22世界の勝手に武将回顧録の予定です。
乞うご期待!!


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コメント:

爺様達の戦いは始まったばかりだ!

上条先生の次回作にご期待くださいっ(完)

なんかひっそりと伏線になりそうなワードがw

お疲れさまでした

最後の防衛3連荘 きつかった。本当に。
ただただ、悔しいかったです。目の前で落ちるのを見るのは。
もう二度と盟主を落とさせはせぬ。そう誓った夜でした。

しばしの休息後、新章へ。続けられるだけやってみましょう。

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