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上条 孤鷲斎 寿親

Author:上条 孤鷲斎 寿親
やあ、お久しぶりじゃの。
寄られたのならば
ゆっくりしていってくだされ。
こっそりと昔語りや戦話をやっている、戦国ixa21-24鯖 足利家の同盟 
百鬼夜行の爺の部屋ですじゃ。

基本、その時そのときの戦ネタですが、よければ一言残して頂きたい処ですぞ。それでは、よろしくお頼み申しますぞ。

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爺の戦語り。

長く続いた戦乱を足利家の滅亡という形で迎えた儂ら百鬼夜行は
それぞれが思い思いの形で各地に散って行った。

新たな働き口を求めて四国や東北へ流れていった者、帰農した者、
会員制の○○を始めた者等様々であった。

そんな中、儂は次世代に名跡を譲り、寄るべを頼り海沿いにある、
小さな村で隠居生活に入っていた。


「殿爺様、今日も昔話をして下され!」

庭先には最近毎日の様に顔を出す近所の子供たちが
目を輝かせて集まっていた。

さて、昨日はどんな話をしたんじゃったかの?

「また~。殿爺様戦から離れて呆けたんじゃない?
 ぼんびーきゃっするの3連盟主戦の2つ目までだよ。」

おお、そうか。では、続きを話して聞かせようかの。
かつて爺の仲間たちが如何に勇敢にたたかったかをの…

さて、その前に何時もの奴を用意してしんぜよう。

「わーい。」

子供達が楽しみしている黄な粉餅を準備する為に立った台所から
雄大な太平洋が望めた。

こんな生活が送れるとはのう…


かつて、足利家の名誉の為、自分の意気地の為、
微力ながらも懸命に闘った日々が遥か昔の様だった。
このまま静かに人生を終わるのも悪くない…


この辺りでは爺程度の者が何をしていようと誰も気にしない。
お陰でゆったりとした時間のなかで子供たちと
戯れながら平和な時間が過ごせているのだ


餅を準備していると何やら蹄の音が遠くに聞こえる。
聞かなくなって久しい音だ。


はて、こんな田舎に誰かのう…

段々と近づいて来た音が、庵の玄関前まで来たようだ。

「こちらは、上条殿のお屋敷でしょうか?」

「どちらさまでしょうか?」

 ここの庵に移ってから俗世とは全く関わって来なかった。
かつての仲間も儂がここに居ることは誰も知らないはずだ。

「私です魔王家のべろ吉です。」

 懐かしい名を聞いた…

一緒に戦場を駆け回った時の事が一瞬にしてよみがえる。
魔王殿の家では、天上くじで天武将が降臨しなかった事も
思い出された。

「上条様に直接お話ししたく存じます。」

そういうと、使者はその場にうずくまった。
普段、子供たち以外とは全く会うことを拒んでいたが、
今回は会わずばならんかのう。自分で思わず笑ってしった。

「お待たせいたしましたの。上条寿虎、今は隠居して、
 孤鷲斎と名乗っておりますがのう。」 

「お久しゅうございます。何度か戦陣でご一緒させていただきました、
 べろ吉でございます。」

「久しいの。魔王殿は息災か?」

「…それが。」

「なんじゃ、また飲みすぎか?少しは気をつけるように、
 お前達からもちゃんと注意しないと行かんぞ。」

「それは、さておき。とりあえずお話を聞いてくだされ。
 ご無理を承知で申し上げます。もう一度戦陣にお立ちくださいませんか?」

ほう、それはどういうことかのう。

「魔王は、現在北条家に仕えております。」

 儂は黙ってうなずく。

「しかし、外様ゆえ中々大変にございます。ですので、
 かつての百鬼の方々にお力添えをお願いしております。」

「なるほどのう。しかし、儂はすでに引退して久しい。
 役に立てるか判らんぞ?」

「今、百鬼夜行は魔王ですうが盟主として頑張っております。
 かつての栄光をもう一度皆で…」

年甲斐もなく…もう一度戦場へ…
本当はまだまだ戦場に立ちたかったのかもしれない。

剣戟の狭間、硝煙の匂い、馬の嘶き、どれを思い出しても
体中の血が騒ぐ。

腹は最初から決まっていた。
もう一度戦場へ。
もう一度仲間とともに。

儂と共にこの庵に隠居していた、武将たちは既に準備を終えていた。

では、行ってこようかの。

「爺殿さま、帰ったらまた、お話聞かせてね~」

子供たちの声を背中に受けながら、儂は既に戦場へと向かっていた…


「黄な粉餅は台所にあるから皆で分けて食べるんじゃぞ~」

しかし、先ずは畑を耕すことから始めんといかんのう。それが
億劫じゃ。まあ、致し方ないのう。



北条家 百鬼夜行 爺の戦語り 開幕。

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コメント:

頑張りましょうか

畑を耕すのは、苦手なんですよねぇ。
プロの農民さんにご指導賜らねばなるまいて。
またご一緒に頑張りましょ。^^

北条に行かれたんですね…

過疎ってる薩摩国に流浪してくれればよかったのにw

お互い、豊穣の土地を目指しましょう^^

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